〜富山からの便り〜
もてなしと気遣いのカフェ
〜富山からの便り〜
もてなしの情報サロン宇奈月“カフェモーツァルト”
NASCI/00/05/01 23:48
宇奈月駅を降り温泉噴水を右手にみて
踏切を渡ると
面影通りの入口に
小さな三角形の屋根と
茶色の格子窓をシンボルにした
このカフェが招いてくれる
この珈琲屋さんは私の遠戚にあたる
マスター経営のカフェです。
モーツアルトに纏わる様々な小品を揃え
店づくりをしています。
柔和なマスターの人柄や
宇奈月の駅前という事もあり
文化的イヴェントやまちづくりの会合など
情報の発信基地として、
宇奈月の顔として親しまれています。
特別なお客さまにはメニューには無い
イチゴと生チョコをアレンジした「スプーン一杯の幸せ」
を提供するなど、もてなしを大切にして
一見のお客さんをも虜にしてしまう暖かい魅力があります。
マスターに気さくに話しかけてみて下さい。
きっと貴方の旅の思い出に優しく美味しい色取りを与えてくれる事でしょう。
“壱九九九晩秋の旅”でのカフェ“モーツァルト”へ
優しい感性と気遣いの“カフェ海辺の生活”
NASCI/00/05/01 23:50
このカフェは、モーツァルトのマスターに紹介してもらった
滑川タラソピア（深層水浴のリラクゼイション施設）
で夕日の落ちる海とカモメたちをみながらの入浴を満喫した帰り路
たまたま見つけたその灯火と醸し出す雰囲気に惹かれ
思わず招き入れられたカフェです。
貝殻や彩り鮮やかなガラス玉を埋めこんだ漆喰壁と
ステップをもって空間にリズムと節目をもったこのカフェに
その心地よさと繊細なまでの気遣いを感じました。
空間を演出するアイテムには趣味の良いアクセサリーや小物、インスタレーション
も参加してオーナーの趣味や思い入れの深さが感じられます。
珈琲を入れるママ（お姉さんといったほうが良いか）が
素敵で絵になり思わずシャッターを切って話し掛けてみました。
以前より私の北陸への旅のルートには
白馬のカフェ"BATTY "がお決まりの
コースに入っていました。
ハーフティンバーのロフト風な造りは
天井の高い吹きぬけ空間を持つ落ちついたカフェで
その珈琲とともに食事にも大変気に入っていましたが、
昨年店じまいしてしまい寂しい思いをしていました。
そしてお話をしてなんとその"BATTY"を営んでいたのが
この店"海辺の生活"のオーナー奈々子さん（お姉さん）
であった事が分かりました。
どおりで記憶にひっかっかりを感じたわけです。
偶然の発見と出会いに嬉しさを隠せず、
彼女も涙を流して喜んで頂き、当時の思い出や
このカフェへの思い入れなど話していただきました。
店の空間づくりに感心してお話したところ
どの場所にいても楽しめるお店である事に
一番気を配ったということでご自分でデザインを
考えたということです。
ディテールへの配慮はなるほどオーナー自らの考えが
反映されたものである事に合点がいきました。
この地への移転を選んだのは
白馬の観光化された地では
食事を主にした店づくりを強いられ
一見限りの多い客層の質にも限界を感じられたとの事で
ご夫婦で新たな場所を求めて探していたところ
通りすがりのこの滑川の地を
立山連峰を臨み富山湾の漁港を傍にするこのロケーションに
魅力と閃きを感じて選ばれたということでした。
滑川漁港
まだオープンして一年余りのこのお店が
さらによいお客さんに恵まれ繁盛される事を強く祈るものであります。
不便な場所ではありますが、
皆さんお近くへお寄りの際は
ぜひ足を伸ばされてはいかがでしょう。
全国の珈琲屋さんを見て歩き美味しい豆を求め
自家焙煎による気遣いの珈琲を
きれいで素敵な奈々子さん
（旦那様は奥様の思いを優しくささえるタイプでした。）
に入れてもらえる筈です。
私は夕食の時間でもあったことから
珈琲とカレーを戴きましたが
次に伺う時には
ぜひ手作りケーキも・・・
〜追記〜
5/5お昼に再び訪れ、
今度はカウンターにも座らせてもらい
お話ししてまいりました
きのこカレー美味しかったです。
埋めこんだ貝殻やガラスだまは奈々子さんが
集めてきたものだそうです。
漆喰壁の創り出す
陰影が
空間に変化と抽象画の
世界を演出している
ファサード
カフェ近くのチューリップ畑
子供の日でもあるこの日は絶好の行楽日和で
澄みきった青い空に
白い頂の立山連峰が鮮やかに見渡せました。
NASCI/00/05/0７追記
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