ご挨拶




このホーム頁は、一級建築士設計製図試験を目前にした受験生の皆さんの為に
某資格試験専門学校非常勤講師のNASCIが作成するものです


建築士の資格は建築に携わるものであれば、
その職務責任を果たす上で必要に感じられるであろうものですが
その設計製図試験は必ずしも実務経験者に有利であるとは言えません。
設計事務所など日常的に図面を描く仕事に従事しているものであっても
短時間に要求された条件を満たす図面を描く事は、なかなか困難な事です。

建築士の資格は本来それに相応しい
知識と経験と技量をもったうえで
建築のあり方に深く思いを抱くもののみが取得すべきでありましょう。
しかしながら、建築士に求められるであろう
倫理的社会的責任やデザイン力を試験にて試す事は出来ない制度下にあります。
また、そのような志や拘りを持つものであっても
試験においては、一律に平等にただひたすらに
5時間30分という時間内に、課題とその条件を満たす
計画をいかに無駄なく書き上げることができるかにかかってくるわけです。

皆さんは建築士になるための基礎的学問については
学科試験を合格された事で(1999年度:18.1%)
すでに、その第1段階のハードル超えは達成されているわけですが
製図試験においてはさらに学科合格者の半分以下(1999年度:45.6%)に絞り込まれます。
この試験は、例年その最終合格率は、ほぼ11〜12%
と一定しておりますが、その受験者のレベルは学科試験の
最低合格得点の高得点化によって高くなってきていると思われます。
つまり、そうしたレベルアップした一次合格者の中であって
さらにその出来のいかんに寄らず製図試験においては
減点方式により合理的に基準パーセンテージまで
合格率を絞り込まれる事をよく理解する必要があるでしょう。


試験は社会的認知を受けた一級建築士という
資格に向けて行われるものですがこの資格の取得によって
建築士としての本当の勉強が始まることを認識していただき
その第一歩を踏み出されることをお祈りしたいと思います。



このサイトがそんな皆さんの為にあらんことを。



by NASCI


※ このサイトは期間限定の運用とする予定ですのでご了解下さい(001003)


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